幻想の世界 猪俣百八燈

猪俣百八燈は埼玉県美里町で旧盆の15日に小高い尾根に築かれた百八の塚に火を灯す幻想的な火祭りです。

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<親 塚>
 
これは武蔵七党のひとつ猪俣党の棟梁及びその一族の霊を慰めるものと伝えられています。
「百八」は人間の百八の煩悩を滅して先祖の霊を供養する事から来ています。

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<火を灯す尾根>

この行事は猪俣地区の子供達により執行されます。
当日の夕刻寄せ太鼓の音を合図に参加者が個々の名入れの提灯を持って寺の高台院に集まり親方の合図で猪俣一族の霊に拝礼します。

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<集まった子供達>

道行き太鼓、笛を先頭に提灯の行列で山の尾根を目指します。大きな塚に点火されると辺りが明るく照らし出されます。
そして麓では闇の小道を沢山の提灯が一条の光の列となり揺れ進みます。

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<提灯行列の出発>

提灯行列が尾根に到着すると提灯を高く差し上げます。
太鼓の響きの中で親方は二手に分かれ百八の塚全体に火が灯され長い火の列を作り上げます。

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<火の列>
 
猪俣の塚信仰は村に入った悪い病気や天災等の災いの元となる悪霊を村外に追い払おうとするものです。
 
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<遠くから見た火の列>
 
この火の行事が終わると7時半頃から花火大会が行われ花火が打ち上げられる度に大きな歓声が上がりました。


※このビデオは31日(木) NHK一都六県 ビデオレターで紹介されました。


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この記事へのコメント

  • 野次喜多日記

    夕方から夜にかけての撮影大変でしょう。
    大文字焼きを思い出しますが、美里の提灯での
    「みさと」がくっくり現れ幻想的ですばらしいですね
    108、煩悩を表すようですがお祭りの名前に百八と名が
    つくのは猪俣地区だけでしょう。いろいろなお祭りが
    あるのですね。
    2006年08月20日 07:52
  • ミニミニ

    野次喜多日記さんいつも有難うございます。
    秩父地方にこれと似た小川の百八灯があります。送り盆という意味は同じですがこちらは道路の両側にウシと呼ばれる木の三脚を台にし灯油をしみこませた布を缶に入れ火を灯けます。
    街道ですから車も通るし、ガードレールがあるので雰囲気はいまひとつです。 
    百八灯が済んでから花火大会になりましたが花火はどこのも同じなので少し見て早く引き上げましたが交通が規制されこの地域を出るまでが大変でした。
    2006年08月20日 10:32

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